2020年10月25日日曜日

親同士の交流

  お子さんの友だちが悪さをしているのを見たらあなたはどうしますか。

1、 黙って見て見ぬふりをする。

2、 その場でみんなの前で注意する。

3、 その場を離れてその子一人を呼んで注意をする。

4、 その他。

如何でしょうか。

子ども同士の間には様々な問題が発生するのです。そのような時に大切だと思う事をお伝えします。それは、親同士がなるべくことばを交わし、交流の機会を意識して持つことです。そうすると、子どもたちも、もっと仲良く遊べるようになるでしょう。当然ですが、その為には親の努力が求められるでしょう。ほとんどの親にとって、他人から自分のかわいい子どもが注意されたり、非を指摘されたりすることは愉快なことではありません。とても微妙な問題になり得ます。ですから、ほとんどの場合、子どものしでかした問題や振る舞いについて親同士が話し合う事はめったにないかもしれません。全くないとも言えるかもしれません。

しかし、子どもは親同士が話し合わないことを見抜いているかもしれません。そして、それを良いことにしてイタズラや悪さを繰り返すかもしれません。このような場合の対策はお母さん同士がしっかりと交流していくことです。

「うちの子どもがお宅でどんなことをしているか是非教えてください。弱い者いじめをしたり、大人に失礼なことを言ったり、したりしたならば教えてください。私も、何かあったら正直にお話しします。宜しくお願いします。」

子どもの評価が悪いと親は落ち込むでしょう。親は自分が責められているように感じるものです。しかし、完璧な子どもはどこにもいないのです。耳をふさいではいけません。親たちが、お互いに正直に話し合える雰囲気を持ち、親同士の交流を子どもたちに示せるならば子ども同士の交流も良い方向へと成長していくのではないかと思います。

2020年2月16日日曜日

子どもの個性

雪の結晶を見たことがあります。すぐに溶けて消えてしまいますので観察の準備が大切です。何度も何度も雪を取り顕微鏡で見ます。短時間でスケッチをします。ご存知のように雪の結晶はどれひとつ同じものはありません。とても不思議です。人の指紋も誰ひとり同じものを持っている人はいないと私たちは知っています。この世界にはユニークなものがたくさんあるのです。そのようなユニークな存在の最たるものは人間だと思うのです。姿かたちが似ている人はこの世の中にいるかもしれませんが、何もかもが一致するような人は、この世界に誰もいないのです。ある教育学者が次のように語っています。「子どもにはもって生まれたユニークな学習スタイルが、生まれながらに備わっている」と。その根拠に挙げているのが双子への研究結果です。生育環境が良く似ている双子を追跡調査したところ、明らかな答えが出てくるのだそうです。それは、双子のそれぞれの性格、気質、行動パターンなどが全くと言って良いほど違うということです。同じ遺伝子を持ち、似た環境の中で育った双子でさえ大きな違いがあるのですから、年の違った兄弟や、性別の違う兄弟に違いがあるのは当たり前でしょう。まして、血のつながりのない人との違いに至っては説明の必要はないでしょう。私たちは、人間の人格の複雑さを正しく認識していないのかもしれません。人を理解しようとするときに、自分の考える型にはめ込もうとしたり、自分の感覚を押し付けたりしがちです。そのようにしてしまうと、相手はたまらずに、逃げ出すものです。「違っていて当たり前」という思いが心の片隅にしっかりと位置付けられているならば、相手はそれを感じ取るでしょう。そして、緊張や圧力を感じない関係に安心することが出来るでしょう。この世に存在しているすべての人は、それぞれがユニークな個性を持って生まれてくるのです。あなたもその中の一人ですし、あなたのお子様も同じです。違いがあるという認識をもって、親として子どもを躾け、育てていけたら素晴らしいですね。

2020年1月12日日曜日

切れやすい若者

  若者たちが「切れやすい」と言われます。なぜ簡単に暴力に走るのでしょうか。その原因を調べる追跡調査が行われました。
 最近の少年犯罪は、昔とは変わってきたそうです。例えば、12歳と13歳の少年が、ただ人が死ぬ様子を見たいと言う理由でコンビニの外で人を殴り殺すと言う事件があったそうです。また、信号待ちをしていた自動車の運転手を襲撃した少年の動機は「俺のことをにらんだから。」だったそうです。小田原のコンビニ前で、「目が合って気に入らなかった」と言う理由で殺人を犯した青年もいました。このような事件がなぜ起こるのでしょうか。専門家たちが時間と費用をかけて追跡調査をした結果、得られた結論は、「暴力行為は加害者が子ども時代に虐待され、放置された経験に関係している。」と言うことです。
ぬれたオムツを3日も替えてもらえなかったり、むやみやたらとたたかれたり、タバコの火を体に押し付けられたり、泣いてもほったらかしにされたりした赤ちゃんは、血液中にコルチゾールという物質や、アドレナリンという物質が急増するのだそうです。これらの物質は、ストレスホルモンといわれるものだそうです。体中にストレスが蓄積されていくわけです。これらのホルモンが、子どもの脳の働きにダメージを与えるために普通の子どもが得ていく感じ方や、考え方ができにくくなっていくそうです。更に、苦しんでいる人に共感する能力にもダメージを与えるのだそうです。
乳幼児はとても傷つきやすい存在です。人間の赤ちゃんは多くの世話を受けながら成長していくのです。親が適切に、彼らを守り世話をしなければ、将来、親や社会は高い代価を払うことにもなりかねません。お子さんとの親密で、かつ、ふさわしい関係は必ずや子どもの自立と麗しい家族関係を作り出していくことでしょう。