2016年8月7日日曜日

夫からの理解が大切

妻は、夫から理解されることが何よりも大切なようです。小さな子どもを育てている母親にとって、夫からの理解は何よりも嬉しいのではないでしょうか。如何ですか。
小学校に上がる前の子どもを育てている母親は忙しさの只中にいるのでしょう。子どもが二人三人といた場合、その忙しさは二倍三倍ではなく二乗三乗となっていくのではないかと思います。朝から晩まで一休みをする暇がありません。トイレにも子どもがついてくるとか。精神的なストレスは人並みではないようです。絶え間なく続くおしゃべり。繰り返される質問攻撃。これらは母親の神経を落ち着かせない心理的連続攻撃になりえます。更に、危険なものを見分ける力が備わっていないので母親は目が離せません。体力的にもついて行くことが辛くなっていきます。朝は元気にスタートしたとしても、夕方になると母親はもうヘトヘトになります。ヘトヘトになった頃から夕食の準備。夫が帰る頃は疲れのピーク。このようなことが毎日続いているのではないでしょうか。
そうした時に、夫が妻にできることは何でしょうか。妻は何を夫に望んでいるのでしょうか。このことをご夫妻で話し合ってみるのはどうでしょうか。夫が妻に望むこともあるでしょう。そのことも合わせて話し合うことです。妻も夫もお互いを理解し合ってこその夫婦です。気持ちを話し合えたらそれだけで解決は近いのです。誰か一人でも自分の気持ちを理解してくれる人がいる、と思えるだけで人はかなりのストレスに耐えられるものなのだといいます。夫が妻の話を、ただ聞いてあげる。共感して聞く。同意して聞く。これだけで昼間のストレスやフラストレーションは軽減されるのでしょう。例え、夫が何か具体的な手助けをしなくても、妻を思い、妻の問題に共感し、わかってあげるだけで妻は「明日も頑張ろう」という気持ちが湧き上がるのかもしれません。とかく解決策を考えて行動に移したくなる男性は、「ただ聞く」ということが苦手のようです。一言も二言も言いたくなる気持ちをこらえて、聞くのです。一方、妻は、男性のこのような特徴を理解してあげて、話をし始めましょう。