子どもを2つの種類に分けるとしたら、どのように分けますか。「男の子と女の子」
「外遊び派と内遊び派」「社交派と内向派」などなど。
今日は「素直な子と意地っ張りな子」について触れてみましょう。
素直な子は、新生児の時から夜泣きをあまりせず、泣いても可愛い泣き声。おじいちゃんやおばあちゃんを喜ばせるような優しい声を出す。おむつを替えている時も笑顔を振りまく。ミルクを戻してしまうこともめったにない。大きくなったら自分身の回りは良く片付ける。言われなくても宿題を終わらせる。お手伝いもよくしてくれる。
意地っ張りな子は、生まれたとたんに何かとぐずり、看護師さんの手を煩わす。自分が欲しい時にミルクを飲めないと我慢をせずに泣きわめく。ミルクを飲んでも良く戻す。大きくなったら身の回りは散らかし放題。宿題は言われても行わない。お手伝いも嫌い。お母さんの時間を使いまくる。
どちらが育て易いかは明らかです。素直な子です。しかし、親が気持ちを込めて子育てに取り掛かれば、意地っ張りな子でも立派に成長し大人になるものです。その鍵な何でしょうか。それは、意地っ張りな子に、させたいことと、してはいけないことを、前もってはっきりと教え、それを忍耐強く、愛情を持ってそれを守らせることです。意地っ張りな子は、抵抗してくるでしょう。そこで大切なことは、子どもに負けてはいけないとうことです。家族の中でリーダーは誰かを、はっきりとさせておくことです。家族の中でトップリーダーは親であることを教えていくのです。そのようにしていくと、かなり意地っ張りな子でも愛と、はっきりとしたルールを持っている家庭の中で安らぎと安心を感じていくのです。そして、子どもはこのような環境を喜びとしていくのです。意地を張って混乱を撒き散らしている環境を喜んではいないのです。親のリーダーシップに従い、安心できることを味わいながら心を落ち着けていくのです。
安心できる家庭に居心地よく感じ、成長していくのです。勿論、素直な子にも適切な配慮をしていくことは言うまでもありません。意地っ張りな子とは違った配慮をすることは言うまでもありません。愛と知恵を頂きながらの子育てですね。