2017年11月12日日曜日

休息を大切に

あるフットボールのコーチが選手たちによく言うことがあるそうです。それは次のことです。
「誰でも疲れると臆病になる。だから、休息は十分に取るように」
ということです。プロコーチが言うことですから確かなことだと思います。スポーツ選手に当てはまることは、家庭生活にも当てはまるのではないかと思います。エネルギーが切れてくると、忍耐力が持ちません。やる気も失せてしまいます。小さなことでカッとなり感情を爆発させてしまいます。一日の労働で、緊張が最高潮になったままだと大変に疲れます。それが何週にも及べば、疲労困憊です。それは家庭生活の危機を意味するでしょう。やるべき仕事は滞り、会話は成り立たず、ギスギスした雰囲気が次々に醸し出されます。これではいけないと思いながらも、脱出の道が見えなくなっていくのです。このような状況を生み出さない為には、夫婦が働きすぎることをに注意をすることです。
しかし、スケジュールを調整するだけでも結構な仕事になります。休もうとしてもそれでストレスを感じるということにもなりうるのです。思い切ることです。時間とエネルギーを取られる活動を思い切って削るのです。今している課題が終わらない限り、新しい課題に取り組まないというルールを決めるのです。如何でしょうか。
充電するためには時間が必要です。人によっては、時間をかける努力をしなくては休息を取れないかも知れません。夫婦で散歩をしたり、子どもと公園に行ったり、キャッチボールをしたり、家族で食事に行ったりするのも大切です。「無駄」という価値観を点検してみましょう。「無駄」と思える時間を過ごすことを自分に許す作業が大切かもしれません。家族の関係が、イライラしてきたと感じたら躊躇なく「休息」を取りましょう。このような「休息」は、決して「無駄」ではないはずです。
休息を大切に