「子どもを育てることは一大事業だ」という事を聞いたことがあります。いま我が家の子どもたちの子育てを振り返ると、確かにその通りだと思います。(現在も進行形なのかもしれませんが…) あなたは、子育てに悩んでいることがありますか。子どもの強情さに手を焼いていませんか。兄弟同士のケンカに悩んでいますか。もしも、そのように感じていたら、きょうのこのテキストは参考になるかもしれません。
「もう親をやめたい」と思うことがあったとしても大丈夫。後になって、途中で親であることを投げ出さなくて良かったと思う時がきっと来るでしょう。今のこのしんどくて、辛い状況は、あなたが考えるよりも早く過ぎ去るでしょう。今抱えているストレスは、遠い昔の思い出のように感じられる日がきっと来ます。子どもを見捨てたり、仕事に意識的に埋没してしまった親が多い中で、あなたが子どものために払ってきた地道な努力は、子どもたちに必ず伝わります。
3000人の親を対象にしたアンケートで、実に85%もの人が「親としてもうこれ以上耐えられない、と思うような経験をしたことがある」と答えています。この85%をどのように受け止めましょうか。もしも、あなたが子育ての難しさを感じているとしたならば、決してあなただけが例外ではないということではないでしょうか。子育てとは、難しくて当たり前なのです。85%もの親が「親としてもうこれ以上耐えられない」と思ったことがあり、それを乗り越えたのです。安易かもしれませんが、あなただって大丈夫!親としての権威に自信を持ってください。カッとして、大声でパニック状態をまき散らかさないで、お子さんを長い目で見てあげましょう。焦りは禁物。時間をかけながら、お子さんに寄り添ってあげましょう。解決される時が必ず来ますから。