2019年10月6日日曜日

ダイアナ妃

 イギリスのダイアナ妃、今も時々話題になっています。彼女は、世界で最も美しく魅力的な女性という評判の高い女性の一人でした。また、彼女は多くの写真を撮られた人間の一人だったでしょう。亡くなる直前までカメラに追いかけられていたのです。このダイアナ妃は、チャリティーへの支援活動に力を注いでいた人でした。彼女ほど支援を集める力を持っている人は稀だったそうです。美しく魅力的で、大きな影響力を社会に与えていたダイアナ妃でしたが悩みがおありになったのだそうです。それは、自分の容姿が気に入らないということでした。鏡に写る自分の姿を嫌っていたのだそうです。その結果は身体症状に現れました。それは拒食症です。あのダイアナ妃が拒食症に苦しんでいたというのです。富と名誉を手にしたダイアナ妃が自己嫌悪に陥ってしまうということがあるなんて考えられないことではないでしょうか。しかし、ダイアナ妃のようなケースは珍しいことでも、不思議なことでもないようです。映画やテレビという芸能界情報があふれている現代社会。その影響を受けて形作られた価値観のもとでは、多くの女性は自分の容姿に自信を持つことが出来にくいのだそうです。何と、ミス・ユニバースの出場者さえも、自分の体の欠点に悩みカウンセリングを受けていたのだそうです。
美貌に恵まれていると思われている女性が自己嫌悪と闘っている。だとするならば、まだ大人になっていない10代の子どもたちが、自分の体についてどのような気持ちを持っているのかは想像ができるでしょう。美貌を崇拝するかのような現代社会の風潮によって、多くの人々は劣等感を抱いているのかもしれません。ダイアナ妃でさえもそうだったようです。神様という軸を我が内にしっかりと頂いて、環境に振り回されない人生こそ魅力的だと思うのです。